世界は、人生で一度は食べてみたい魅惑のスイーツで溢れています。世界のスイーツとシングルオリジンのお茶をペアリングすると、未知の発見をすることも。
今回は、スイーツ大好き煎茶堂東京ティーコンシェルジュの木村が、イギリスの国民的お菓子「キャロットケーキ」をご紹介します。
Sunday Bake Shopの「キャロットケーキ」
私が、Sunday Bake Shopの存在を知ったのは昨秋のこと。新宿御苑でピクニックをした時にイギリス人の友達が持ってきてくれたのが、こちらの「キャロットケーキ」だったのです。私はその味わいに魅力され、イギリス菓子の虜に。お店もキュートだから行ってみて!と友達にオススメされ、訪れる日を楽しみにしていました。
幡ヶ谷駅を出てから商店街を5分ほど歩くと、Sunday Bake Shopに到着。お店にはお客さんがひっきりなしに入ってきて、かなりの人気ぶりです。
お店のカウンターには、イギリスの伝統的なお菓子がずらっと並んでいます。どれもお茶に合いそうなお菓子ばかり。
私はキャロットケーキの他に、ビクトリアスポンジとスコーンも購入。今日はお家で、優雅なアフターヌーンティーが楽しめそうです。
フワッと。もっちり。クリームチーズが口の中で溶ける
キャロットケーキのカップの上には、クリームチーズがたっぷり。粉糖が、まるで雪のように積もっていて可愛いですね。クリームの味わいは、とても濃厚でミルキー。舌触りはなめらかで、口の中でスッととろけます。
スポンジは、フワッと柔らかくもっちりとした食感。千切りにされた有機にんじんは、とても柔らかくほんのりと優しい甘さです。
食べ進めていくと、クリームチーズがスポンジに溶け込みしっとりした食感に変化。胡桃のサクサクした食感、ほんのり香るスパイスもアクセントになっています。黒糖の素朴な後味が口の中に残る、体にもヘルシーなお菓子です。
ホッと一息。午後のティーブレイク
今回ペアリングに選んだのは、抹茶のような深い緑とキレのよい苦味が特徴の「032 つゆひかり 頴娃」。私が最も好きなお茶の一つです。
実際にペアリングしてみると、「032 つゆひかり 頴娃」の力強い苦味がスポンジに溶け込み、クリーミーな味わいがサッパリとした後味に変化。茶葉の芯から滲み出る濃い苦味が、甘味を中和する役割を果たしてくれています。
「032 つゆひかり 頴娃」はキャロットケーキの他にも、ケーキやチョコレートなどの洋菓子とも相性が抜群ですので、是非試してみてください。
皆さんも、少し疲れたらホッと一息。イギリス菓子とティーブレイクしてみてはいかがでしょうか。
Sunday Bake Shop「キャロットケーキ」
商品名 | キャロットケーキ |
価格 | 400円(税込) |
販売期間 | 通年販売 |
販売場所 | Sunday Bake Shop 〒151-0071 東京都渋谷区渋谷区本町6丁目35-3 |
営業時間 |
水・金 7:30〜19:00 |
URL |
紹介したスタッフ
煎茶堂東京・ティーコンシェルジュ
木村 晃
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金沢生まれ、千葉育ち。日本の伝統工芸や日本酒が好きです。冷酒を江戸切子で飲むのが一日のご褒美。最近は、東京近郊の酒蔵を巡っています。 |