【お菓子とお茶】文豪家・江戸川乱歩も愛した池袋・三原堂の「塩せんべい」と「018 うじひかり」


おいしいお茶を淹れると、お菓子が欲しくなる。おいしいお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中でついつい誰かに教えたくなるペアリング菓子をご紹介します。

今回、煎茶堂東京ティーコンシェルジュ・古川がおすすめするのは池袋にお店を構える、三原堂の「塩せんべい」です。

 

 

三原堂の「塩せんべい」

 

 

池袋の三原堂と言えば地元で知らない人はいないぐらい、地域の方々に愛され続けているお菓子屋さん。昔から素朴な和菓子を販売しています。中でも看板メニューは「塩せんべい」(5枚入  250円税込)。今回はこちらを紹介。

東京土産を探していた時に、ついつい甘いお菓子を購入してしまうのが最近の悩みです(笑)。他にお土産がないかとデパートを探索している時に、池袋・三原堂の「塩せんべい」を見つけました。

淡いピンク色の風呂敷に包まれている「塩せんべい」。上生菓子でも包まれているような、なんて可愛らしい包みなのだろう…。早速、甘いお菓子ではない「塩せんべい」がお土産の候補に入りました。

 

 

調べてみると三原堂本店は日本橋・人形町にあり、創業明治十年以来百年以上続く老舗のお菓子店なのだそう。現在は都内に数店舗の姉妹店を展開しています。

どちらの店舗も歴史が古く、大正時代から昭和の初期ごろに本店で修行していた職人が、暖簾分けをして三原堂の味を守っているのだとか。

今回、デパートで「塩せんべい」を購入しましたが、歩いて数分の場所に池袋・三原堂があるようです。こちらは昭和十二年に創業、周辺には画家や文豪たちが多くその中には、推理小説で名を馳せている江戸川乱歩もその一人だったのだとか。今でも乱歩が好んでいた薯蕷饅頭が販売されています。





薄焼きで上品。シンプルで定番。

 

 

 見た目も上品な薄焼の「塩せんべい」。個人的には”東京のおせんべい”というイメージそのものです。もちろん東京で作られているので東京土産にぴったりですね。

1枚から販売しているので、自分でちょっと食べたい時はバラで購入する事もできます。大勢で食べる時は120枚の箱入りもあるので用途に応じて利用できるのも◎

 材料もこだわり、生地には国産の高級粳米(うるちまい)を使用しています。粳米のつぶつぶとした食感も残っていて、歯応えも楽しめます。味付けには、厳選した天然塩と岩塩を使用しているというこだわりも。仕上げにはお醤油で香ばしく、パリッと焼き上げています。

小分けに入った「塩せんべい」。袋を開けた瞬間、ゴツゴツした表面から一気にお醤油の香りが漂ってきます。塩気も丁度いいので、一枚食べたらまた一枚とついつい手が止まりません…!





青梅雨如くしっとり、お茶時間  

 




今回合わせるのは京都府・宇治の玉露「018 うじひかり」。玉露のペアリングは個人的には塩気のあるものと相性は良いと感じているので、塩せんべいもそのひとつと思い選びました。

018 うじひかり」はしっとりとして、海苔のような香りも特徴。今回、塩せんべいに海苔は巻かれていませんが、海苔のせんべいも合いそう。玉露の旨味の中に甘味もほどよくあり、塩気のバランスも良し、です。

塩せんべいの香ばしい香りとお醤油の香ばしいさ、味が一体となりホッとする味に。この美味を知ってしまうと、せんべいとお茶の掛け合いが止まりません。

暑い夏は氷出しの玉露も美味しい季節。思わず味わいを想像してしまいますね。季節はまだちょっと先ではありますが、玉露は淹れ方次第で味が変わるので面白いですよ。

しばらく梅雨も続きます。雨音を聴きながら好みのお茶を探して、しっとりとお茶時間を楽しむのもおすすめです。そしていつも、お茶の横には美味しいおやつも一緒にね。



 018 UJIHIKARI うじひかり


 


三原堂の「塩せんべい」

商品名

塩せんべい

価格

 250円 5枚入り(税込)

販売期間

通年販売

販売場所

〒171-0021
東京都豊島区西池袋1-20-4

URL

http://www.ik-miharado.shop-site.jp/annai.html

 

紹介したスタッフ

煎茶堂東京・ティーコンシェルジュ
古川千鶴

 

長野県生まれ。地元で就職したのち東京に上京、人生の半分は東京暮らし。時間があれば美味しい物と気になる場所に出かけます。

https://twitter.com/cizurufurukawa

018 うじひかり お菓子とお茶 ペアリング 古川 千鶴 和菓子

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